家の中の片付けは業者に依頼するのが効率的!費用相場と選び方も紹介お役立ちコラム

作業風景

家の片付けや整理は身近で気軽なものですが、その量が膨大になるととても抱えきれない家事に変貌します。そんな時は誰かに代行してもらう、すなわち業者依頼を検討しますが、金銭的問題や片付けられないという恥ずかしさから依頼になかなか踏み出せないものです。また、自分で頑張って進めるほうが良いのではないかとも考えてしまいますよね。

今回は片付け依頼が少しでも踏み出しやすくなるように、業者への依頼がどれほど効率的なのかを紹介します。

*遺品整理サービスの料金お悩みは、お気軽にお問い合わせください*

この記事を監修した人

監修者
小西 清香氏
整理収納アドバイザー

元汚部屋出身の整理収納アドバイザー。夫の身内6人の看取りや介護をし、生前整理の大切さを痛感。
また看護師時代ICUに勤務し、人の最期もたくさん見てきました。
そんな経験を元に元気なうちから生前整理を!という思いで、片付けと合わせてお伝えしています。

片付け業者への依頼は効率的?

片付け業者への依頼は効率的?

状況次第で片付け方法が変わるため、片付けを大きく3つに分けます。

・ゴミ屋敷、汚部屋の片付け

・遺品整理、生前整理

・不用品の片付け

同じ片付けでも、対象となる物がまったく違いますよね。

実は、この3つそれぞれを専門に取り扱う業者がいます。

つまり、片付け業者に依頼するときは、自分がどの状況に当てはまっているかを認識しておかなければなりません。遺品整理をしたいのにゴミ屋敷専門の片付け業者に依頼してしまうと、遺品をゴミとして扱われてしまいます。それはもちろん効率的な依頼とは言えません。

このように、自分の状況に合った業者に依頼することができれば、最適なサービスを受けることができ、効率的な作業をしてもらえるのです。

費用面と所要時間を比較

費用面と所要時間を比較

片付け業者を依頼する時は金額と時間が気になるものです。

部屋の大きさ、片付けるものの量で変わってきますが、おおよそこの程度です。

ゴミ屋敷、汚部屋の片付け

間取り金額時間
1K・1R35,000円~1~2時間
1LDK80,000円~2~3時間
2LDK100,000円~2~6時間
3LDK160,000円~5~8時間

遺品整理、生前整理

間取り金額時間
1K・1R30,000円~1~3時間
1LDK70,000円~2~4時間
2LDK120,000円~3~8時間
3LDK170,000円~5~12時間

不用品の片付け

不用品は不用品一つひとつに値段が決められています。そのため、ここでは詰め放題パックの相場を紹介します。時間は不用品の種類や量によって変わります。

間取り金額
1K・1R20,000円~
2LDK44,000円~
3LDK55,000円~

やや値は張りますが、やはりどれも短い時間で終わらせられるのが魅力です。

一人であれば、不用品を一つ捨てるだけでも、処分の手続きを踏み、搬出し、回収といった流れになります。そんな不用品がいくつもあるゴミ屋敷や遺品整理は、一日で終わらせるのはほぼ不可能です。

このように負担する時間と労力を考えると、依頼は効果的と言えるでしょう。

サービス内容を比較

サービス内容を比較

業者依頼は時間以外にもメリットがあります。それは片付けなどに付随するサービスの充実です。例えば、遺品整理では大切なものを探すといった、貴重品の捜索も並行して進める必要があります。そんな捜索も遺品整理業者は行ってくれるのです。

※ここで紹介するサービス内容は、無料の業者もありますが、追加料金となる業者もあります。また、サービスを導入していない業者もいます。依頼の際は事前に必ず依頼する業者に確認してください。

ゴミ屋敷、汚部屋の片付け

ゴミ屋敷、汚部屋の片付けでは、当然片付け後に清掃作業が必要になってきます。そのため、清掃作業が付随しているところは必須と言えるでしょう。また、清掃後に残ったにおいを消す、脱臭サービスを持つ業者もいます。さらに、壁紙や床がはがれているなどの破損が見つかった場合の補填をしてくれる、ハウスクリーニングサービスを持つ業者もいます。

付属サービス

清掃作業

脱臭作業

ハウスクリーニング(リフォーム)

遺品整理、生前整理

遺品整理や生前整理業者は、供養、寄付、リメイクと言った処分以外の選択肢を持っています。また、遺品整理では先述しましたが、貴重品の捜索なども整理と並行して行わなければなりません。そんな作業も対応してくれます。一方生前整理では、エンディングノートの書き方をレクチャーしてくれる業者も存在します。

付属サービス

供養

寄付

リメイク

貴重品の捜索(遺品整理)

エンディングノートの書き方(生前整理)

不用品の片付け

不用品を片付けた後は家のレイアウトの変更や新しい家具の組み立てなどが必要になることもあります。不用品回収業者はそんな作業も並行して対応してくれます。

付属サービス

レイアウト変更(家具移動)

家具の組立

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より効率的にするには?

より効率的にするには?

このように少ない時間で済むことと付随するサービス内容を理解していると、十分に効率的であると思います。しかし、それでも少し金額が高いと思っている方も多いのではないでしょうか。

そんな時はある方法を利用すれば、金額を抑えてさらに効率的にできます。その方法とは買取と相見積もりです。

買取

買取は遺品整理や片付けの際に見つけた品物がまだ再利用できる場合、業者が単に回収するのではなく、依頼者から買い取るというサービスです。フリーマーケットサービスを利用したり、リサイクルショップに持って行くことと同じですが、不用品や遺品を回収するのと並行して進められるのが何よりも魅力です。

買取しやすい品物

おもちゃ

おもちゃは流行りの影響を受けやすい品物であるため、プレミア価格が付きやすい品物です。そのため、多少古くても売ることができます。

家電

家電製品は古くなると売りにくくなりますが、比較的新しいものであれば売りやすい品物です。家電を見つけた際は買取を検討するのがおすすめです。

本(雑誌など)

本は中古市場の大きい品物です。また、雑誌などは二度と発売されないといった理由からコレクターからの需要が上がり、プレミア価格がつくこともあります。古雑誌などを見つけた際も買取を検討しましょう。

相見積もり

相見積もりとはいくつかの業者から見積書をもらい、比較することです。金額を比較すれば必ず安い業者を見つけることができます。また、「他社様よりも必ず安く」という業者もいるので、相見積もりの結果を見積もりが高いほうの業者に知らせるだけで、金額を下げることができます。

このように、買取と相見積もりを並行して利用すれば、相場からさらに安い値段で片付けを行ってもらえます。

依頼の際の注意点

依頼の際の注意点

しかし注意していただきたいのは、金額やサービス内容を重視するあまり、悪い業者に依頼してしまっては効率は下がってしまうということです。そのため、悪い業者に依頼しないことも重要な鍵となってきます。

その際に気を付けるポイントは3つあります。

依頼の際の対応

悪い業者は依頼の際の電話対応やメール対応がおろそかです。対応に疑問を感じたら、依頼を止めましょう。直感で契約するのはおすすめできません。

見積もり

悪い業者の最大の悪影響が不当請求です。これは片付けの本来の価格よりも高い価格で請求する手法です。すなわちぼったくりです。この方法に引っかかってしまうと、高い金額を請求されるうえ、満足なサービスが受けられません。必ず、見積書を出してもらい、問題はないかしっかりと確認しましょう。また余裕があれば、相見積もりをして自分の片付け料金の相場を知ることができれば、判断も容易になります。

安すぎないか

あまりにも安すぎる業者は回収した品物を不法投棄している可能性があります。不法投棄は立派な犯罪です。そのため、安すぎる場合は本当に処理できる価格なのか、業者のHPや見積書を精査し、怪しい点があれば依頼を控えましょう。

まとめ

家の片付け業者は上手に活用できれば、本当に効率的で便利なサービスと言えるはずです。

そのために家の片付けを業者に依頼する時は

1.自分が受けるべきサービス内容は何か

2.付属するサービスは何が必要か

3.買取、相見積もりを検討する

4.悪い業者ではないか確認する

といった手順で進めましょう。

また、進める途中で自分の見積もりが相場通りかを逐一確認することも重要です。

ぜひこの記事をいかして、効率的で安全な家の片付けができることを願っております。

お読みいただきありがとうございます。

この記事を執筆した人

執筆者
株式会社プログレス
編集部 F・N
フリーライター時代に取材した遺品整理の仕事に興味を持ち、プログレスの編集メンバーに。
遺品整理やゴミ屋敷の問題や疑問、関心を先回りして発見し、問題提起するプログレスきってのリサーチャー。
身近に起きる不用品処分や遺品整理の悩みを記事でサポートするをモットーに、プログレス各種サイトのコラムを執筆中。

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