皆さま、こんにちは。日本全国で遺品整理・生前整理を承っております遺品整理プログレスです。
虫の音が秋の深まりを知らせてくれる季節になりましたね。このような感覚は世界の文化ではあまり見られないようで、虫の出す音を“虫の声”と捉えて風情や趣を感じる国民として生まれたことに、「人生の大部分をかなり得しているな」と、ここ数年悦に浸る遺品整理プログレス千葉の担当スタッフです。
今回紹介するのは、千葉県内の遺品整理でお伺いした際に買取させていただきました『翔童 尺八6本(歌口キャップ付き2本)と 尺八スタンド1個』です。買取価格は70,444円とさせていただきました。
日本の伝統楽器のひとつである尺八は、7世紀末~8世紀初頭に唐(現在の中国)から伝わったと言われています。江戸時代に入り、禅宗の僧侶に用いられ、その後庶民の間にも広がっていきました。しかし、現在では一部の愛好家、特にご高齢の方が楽しむ古典音楽というイメージが強く、若年層がその音色を耳にする機会はめっきり減少していることに一抹の寂しさを覚えることも否めません。むしろ日本人よりも海外の方のほうが先入観なく聴けるため理解が進んでいるかもしれませんね。30年以上前になりますが、尺八と言えば英国の歌手ピーター・ゲイブリエルの大ヒット曲『スレッジハンマー』がすぐ思い浮かぶほど、尺八の音色が深く耳に焼き付いています。日本でも美空ひばりの『柔』や北島三郎の『与作』のような大ヒット曲に用いられているのですが、いかんせん古いですね......。
【尺八の買取ポイント】
さて、今回買取させていただきました尺八は状態も良く高価買取させていただきました。
尺八は数ある和楽器の中でも比較的コンパクトで買取しやすい品物として知られています。しかし、保管状況が査定に大きく影響するため、使用後は管内の水気をきちんと拭き取り、月に1~2回程度は植物油を使ってしっかりメンテナンスを行うことをお勧めいたします。質の高い音色で演奏を楽しむためにも日頃からのお手入れが大事になりますが、買取の査定では歪みやひび割れ、音の不良がポイントになります。
また、尺八袋、ケース、歌口キャップ、露きりなどの付属品があれば必ず尺八本体と一緒に買取依頼しましょう。初心者は尺八や和太鼓のような和楽器を購入する場合、新品よりも中古品を好む傾向が強いため、付属品と共に初心者向けの教材もお持ちなら、併せて出すとさらに査定がプラスに働くことがあります。
遺品整理プログレスでは幅広い知識を持つスタッフが買取査定を行います。尺八だけに限らず、楽器類全般のご相談も承ります。故人様の大切な思い出のお品物ですので、使用できるものはリサイクルさせていただき、必要とする方のもとでしっかりと受け継がれていけるように大切に買取・回収させていただきます。処分を最小限に抑え、ご遺族様のご要望に沿えるよう柔軟に対応いたします。
遺品整理や生前整理でお困りの際はぜひ、遺品整理プログレスにご相談くださいませ。
買取価格:70,444円